幸せの定義──君と僕の宝物──
その頃。

トモは、アユミの家でアユミとマサキと一緒にのんびりと寛いでいた。

アユミの母親は、昨日から友達と2泊3日の温泉旅行に行っている。

「ばあちゃんは温泉かー。いいなー。」

「マサキも温泉行きたいのか?」

「うん。泳げるくらいでっかい温泉、オレと母さんとトモ、3人で行きたい。そんで、でっかい海老とか、豪華な御飯食べたい。」

子供らしいマサキの言葉に、トモは楽しそうに笑った。

「そうだなぁ。今日は無理だけど…いつか絶対行こうな。」

「うん!!約束だからな!」

トモとマサキがそんな話をしていると電話のベルが鳴り、アユミが立ち上がって電話に出た。

「ハイ、山代です。あ、リクくん?ちょっと待ってね。」

電話を代わったマサキが友達と楽しそうに話した後、戻ってきて嬉しそうな顔をした。

「リクが庭でバーベキューと花火やるから泊まりにおいでって。行っていい?」

「リクくんのおうちの方にご迷惑じゃない?」

「リクの父ちゃんと母ちゃんが、オレとエイタ呼べって言ったんだって。」

「そうなの?じゃあ母さんはリクくんのおうちの人に電話しておくから、自分で着替え用意しなさいね。」




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