NEVER〜元総長の君へ〜

それにしては、普通に振舞ってるけどね。

「ってかさ、俺等 NEVERの先代なんだぞ⁇

もっと敬えよ、コーヒーとかだって 自分で注がせるし。」

また陽翔、思ってもないようなことを言ってる。

別に敬って欲しいなんて、これっぽっちも思ってないだろうに。

寧ろ、そんな今よりも距離感があるような関係なんて望んでないだろうに。

そんなことを言っても、冗談で受け流してくれる。

そう思っているからこそ、そんなことを言うんだろうな。

それだけ陽翔 NEVERの仲間に心許していた……ってことなんだね。

仲がいい人とか、心許してる人の前でしか こんなこと言ったりしないもん。
< 3 / 91 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop