No.1ガール〜桜の姫〜①
疾「君、こんな時間にここで何やってるの?」
五十嵐疾風が不思議そうに聞いてくる。
そりゃあ0時をとっくに回ったこんな夜中に女子高生らしき若い女の子が一人でいたら誰でも不思議に思うよね。
襲って下さいと言っているようなものだ。
理「…別に。ただ星を見てただけ。」
嘘は言ってない。本当の事だし。
なのに神谷翼はさらに視線を鋭くする。
一体何なんだ…。
翼「…今すぐここから出て行け。」
今までずっと黙っていた神谷翼から発せられたのはそんな言葉。
正直ムカついたけど、丁度帰ろうと思っていたところだから素直に出て行こうとした。
ーーーだけどそれは出来なかった。