No.1ガール〜桜の姫〜①
少ししてから、俺はあることに気がついた。
…一気にかかってこないのは何故だ?
一対一で勝てないのは奴らも分かっているはず。
にも関わらず、向かってくるのは一人ずつ。
優「翼、何かおかしくねえか?…もしかして。」
優聖もこの違和感に勘付いている
翼「あぁ、そのまさかだな。…俺たちはここで足止めされてる。」
チッやられた。
俺たちをここで足止めする理由なんて一つしかねえ。
翼「一樹!今すぐ倉庫に残ってる誰かに電話しろ!!」
俺は下っ端の一人である一樹に言った。
一「は、はい!!」
この予想が正しければきっと…。
一「総長!誰も出ません!!」
…やっぱりそうか。
「おっと、俺たちの計画に気づいた見てえだな?だが、もう遅いぞ?」
優「狙いは珀龍神のお姫様ってとこか?」
「はははっその通り。ま、気付かれたならしょうがない。そろそろ俺たちも退散させてもらおうか。」
優「翼、どうする。」
ここでこいつらを逃すのは痛いが、それよりも倉庫の方が心配だ。
それに、奴らは伸びている仲間を置き去りにしている。
翼「俺と優聖は先に倉庫に戻る。一樹たちはそこの伸びてる奴から情報聞き出しといてくれ。」
一「分かりました!」
俺はバイクに跨ると急いで倉庫に向かった。
…頼むから無事でいてくれよ。