冷たい君と青春中。



「どーだか」


靴を履き替えながら、歩き出す水野くん。だけど、そのスピードはやっぱりわたしに合わせられていて


「早く仲直りできるといいね、それと…、水野くん今日もだいすき!」


「…またそれかよ」


前までは嫌いだって言ってたのに、今は嫌いなんていってこなくなった。


「言わなきゃ、伝わらないでしょ?」

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