Fighting fantasia
激神
「ウラヌス、マーズ」

健二が問い掛ける。

「このでかい力の持ち主、お前ら知ってるのか?」

「…俺達の故郷が宇宙海賊に滅ぼされたというのは話したな」

ウラヌスは健二の顔を見る。

「貴様のような下級戦士は知らないだろうが、その宇宙海賊…ジュデッカは、更に大元締めによって指示され、植民地にした惑星を貢いでいたんだ」

ウラヌスが完膚なきまでに叩きのめされ、神化したマーズによってようやく倒されたジュデッカも、所詮は支配されている一人に過ぎなかったというのだ。

「その大元締めって奴、何者なんだ?」

健二の質問に。

「エフェス」

ウラヌスは答えた。

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