不思議能力連続日記(1話読みきり短編)
「目が回るかと思いました〜」


ヌメヌメは体半分出してクネクネした。


「水買ってきたけど…」


ペンケースをベンチに置き、ペットボトルのキャップを開けると、ヌメヌメが歓声を上げる。


「やったー!」


そう言ったかと思うと、弾丸のように素早く、ペットボトルの飲み口に跳び上がった。


「きゃっ!」


突然の事に驚いて取り落としそうになったペットボトルを両手でしっかり支えた。

ナメクジは飲み口の輪よりも明らかに太い体をヌルヌルとねじ込み、無理矢理中に入る。


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