不思議能力連続日記(1話読みきり短編)
「助かりました〜ありがとうございます」


水を沢山飲み過ぎたからか、心なしか相撲取りみたいなこもった声になっている。


「お礼しますんで手を出して下さい」

「ちょ、ちょっと待って!」


私は慌ててペットボトルを両手で掴む。


「お礼、私に選ばせて!」


オナラが喋るなんて最悪なやつをまたやられたら堪らない!

ナメクジはペットボトルの中で屈伸運動のようにぐにゃぐにゃ動いた。


「いいですよ。何にします?」



< 20 / 35 >

この作品をシェア

pagetop