不思議能力連続日記(1話読みきり短編)
「違う違う! ちょっと待って。今いいの考えてるから」


どうしよう……何がいいかな。急にパッと思い浮かばない。

私がうんうん悩んでると、ナメクジがペットボトルごと揺れだした。


「わたしこれから用があるんですよ。早くしてもらえませんか?」


ナメクジの用って何よ?

ちょっと気になるけど、今はそれどころじゃない。

どうしよう
どうしよう


「四ヶ国語が喋れるようになる、なんてどうでしょう?」


本当に急いでいるのか、ナメクジがせかすように言った。

四ヶ国語……

日本語、英語、ドイツ語、中国語……かな?

それ、いいかも。

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