美しいだけの恋じゃない
ひとまず月曜日の朝の段階での任務は無事に終了したので、給湯室を後にし、約束通りロッカールームを目指した。
私が部屋の前に差し掛かった所でちょうどお二人がドアを開けて出て来る。
「お、グッドタイミング」
「ホントだ」
そのまま三人連れ立って廊下を数歩進み、人の出入りの邪魔にならない位置で立ち止まった。
ちなみに女子ロッカールームの先は行き止まりなので、私達が佇んでいる位置より奥に進もうとする人はいないだろうし、声の音量に気を付ける事が大前提だけれど、会話を聞かれる可能性は限りなく低い。
「で、師岡さんのお怒りの理由は一体何だったの?」
輪になって向き合った所で、田中さんが改めて問いかけて来た。
「宅配便の最小の袋が、残り少なくなっていたんですが…」
いきなりその件で責め立てられた事、声を聞き付けた井上主任が仲裁に入って下さり、一旦話は終わったのだけれど、給湯室内まで追いかけて来られて詰られた事を説明する。
「あ~…。いくらなんでも未読メールを開かないって事はないだろうから、一応目を通したし、部長の話も聞いていたとは思うんだけど、『どうせ私が管理する訳じゃないし』とか軽く考えて、きちんと見聞きしていなかったんだろうね、師岡さん」
「あの人、自分に関係がないこと、もしくは勝手にそう判断したことに対しては、途中で情報をシャットアウトしますからね」
私が部屋の前に差し掛かった所でちょうどお二人がドアを開けて出て来る。
「お、グッドタイミング」
「ホントだ」
そのまま三人連れ立って廊下を数歩進み、人の出入りの邪魔にならない位置で立ち止まった。
ちなみに女子ロッカールームの先は行き止まりなので、私達が佇んでいる位置より奥に進もうとする人はいないだろうし、声の音量に気を付ける事が大前提だけれど、会話を聞かれる可能性は限りなく低い。
「で、師岡さんのお怒りの理由は一体何だったの?」
輪になって向き合った所で、田中さんが改めて問いかけて来た。
「宅配便の最小の袋が、残り少なくなっていたんですが…」
いきなりその件で責め立てられた事、声を聞き付けた井上主任が仲裁に入って下さり、一旦話は終わったのだけれど、給湯室内まで追いかけて来られて詰られた事を説明する。
「あ~…。いくらなんでも未読メールを開かないって事はないだろうから、一応目を通したし、部長の話も聞いていたとは思うんだけど、『どうせ私が管理する訳じゃないし』とか軽く考えて、きちんと見聞きしていなかったんだろうね、師岡さん」
「あの人、自分に関係がないこと、もしくは勝手にそう判断したことに対しては、途中で情報をシャットアウトしますからね」