キミの首輪に、赤い糸を。

「幸せにする」

それから真白は、作曲活動を再会した。


『この曲はどんなテーマで作られたんですか?』

『へっ!?え、えぇっと...っ』


完全に緊張してあがりまくっている真白に、思わず笑みが零れる。


「も、もうっ、恥ずかしいからテレビ切ってよ~!」


顔を真っ赤にしながらも、真白は楽しそう。


「いいじゃねぇか。オドオド系で売り出していくか?真白」

「嫌だ!」


陵さんは真白を面白そうにからかう。


「ね?和咲さん。キャラは大切だと思いますよね。純情あがり症キャラなんて、結構良さそうだと思いませんか?」


陵さんは悪戯っ子のような笑みを浮かべる。
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