ねがい
〜柚乃〜

今日から文化祭だ


柚「これを着るの?」

花「そうよ」

いや、花蓮さん、亜里香さんこれはね無理だよ


君達は、ネコ耳メイドだし、セーラー服とかずるいよ


柚「なんで、巫女さんと浴衣と着物?」

亜「三日間の衣装だからよ」

柚「別々なのね、今日は着物にしよう」

着付けは亜里香と花蓮がしてくれる

いつもはしないメイクもしないといけない


面倒だ


亜「綺麗だな、柚乃は本当になんでも似合うな」

花「ほら、行かないとみんなに怒られるよ」

これで、人前に出るのね


恥ずかしいな


だって、こんなの帝国学園以来だもん


はずかしい


男子なんか、亜里香と花蓮を見ているよ


(本当は柚乃を見ているのですけどね)


亜「入るよ」


亜里香と花蓮は入っていった


いや、無理逃げよう


亜「柚乃の考えることはわかってるからね、入るの」

亜里香にあっさり捕まり


無理矢理入らせられた


ク「「「「誰?」」」」


柚「柚乃です」

ク「「「「はー」」」」


耳が痛い


みんなごめんね


不細工だから


「まじかよ」

「なに、綺麗すぎだろう」

「いや、女も目がハートなんだけど」


なんか言ってるけど


なんか、変ではない


よし、
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