僕があの子を好きになっても良いですか?anotherstory
「…ん?
斗真食べないのか?」
サンドイッチに1口齧りつき
咀嚼しながら聞いてみる
「……食べ……る…」
スプーンに手を伸ばし
お粥状のご飯を口に運ぶ
だけどすぐに置いてしまった
「……も…いらない……」
オレたちは何も言えなかった
これが当たり前だって言うのか?
信じられないでサンドイッチ片手に固まっていると
…まるで梅干しなど食べたかのように目を固く瞑った
「斗真?どうした」
サンドイッチを皿に戻して近寄る
「……りゅ…ま…に…ちゃ……」
「どうした」
「……き…もち悪い……」
急いでベッドの横にある何かあった時のための受け皿を持ち
斗真に渡す
暫くは何もなかったけど
息をするのが苦しそうだったので背中をさすっていると
食べたものを戻してしまった
と言っても殆ど食べていないので
胃液ばかりが出ていた