偽りの世界で
Side 美乙-みお-

いつも、1人だった。

でも寂しくなんてなかった。

私には、大好きな歌があるから。


ずっと歌ってきた歌。

自然豊かな緑が広がる森の中で歌っていた。

私はこの場所が大好きで、ここに居られれば他に望むことは何もなかった。









あなたに出会うまでは。



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