湖都子のポエム3

赤い糸


離れようとしても逃れられない
まるで赤い糸で繋がってるみたい

遠く遠く別世界にいると感じていた
彼との距離は案外近くて広かったのかも

彼がいるだけで世界が煌めいて
どんなことだって頑張ろうって思える

甘いトキメキと不思議な安心感に包まれて
なんだかこうしてると…すごく幸せ
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あまり一緒にいられなくても、不満なんてないよ。できるだけ一緒にいてくれるだけでも、うれしい。

優しい温度、温かい腕の温もり。

「忙しいのに、一緒にいてくれる。それだけでいいの」
「そんなかわいいことを言うなんて、愛里は可愛すぎるよ」
顔が近づいてきた。少し長めに唇に口づけた
穏やかで、甘い声が…胸いっぱいに染み渡る

どうしようドキドキが止まらないよ。そばにいるだけでドキドキする。ここには私の居場所があるんだと思えた。

振られてばかりの私。今度こそ、ちゃんとうまくいくかな?

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