湖都子のポエム3

決心が変わらないうちに

一緒にいて楽しかった
楽しすぎて怖かったんだ
このまま続くはずがない

私は…どうしたらいい?

頭の中では整理できてるつもりだけど
心が全然ついていかない
自分でもおかしいと思う

私はチッポケだ…
ダメだ…これじゃダメだ

たくさん悩んで導き出した答え
決めた…決心が変わらないうちに…
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愛里は、恭平と過ごす時間を楽しみにしていたけど、このまま続くとは思えなかった

いつもは1人でくる恭平が、女の子ときた。大学の友達かな?

恭平がトイレに行ったら、声をかけられた
「恭平かっこいいよね。あなたには似合わないって、わからないの?」
そんなこと…わかってるし、他人に言われたくない。あなたには関係ないでしょ…と、心の中では思ったけど、言えなかった。
「私達つきあってるのよ。帰り送らせたり、迷惑だってわからないの?この店すいてるのに、なんで働いてんの?恭平に会いたいからなんじゃないの?」
「違います」
またいろんな人に迷惑かけてたんだ…
恭平が戻ってきた…話は、ここで終わった

ズキンッ…心が痛む。はぁ…ため息をつく

空回りしてる。彼女がいるのなら、なんで私に優しくしたの?彼女の気持ち考えたら…もう会わないと決めた

マスターと話して、忙しいランチだけ働くことにした。隣の部屋に住んでるわけにもいかないね。また元の部屋に戻る。
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