湖都子のポエム3

黒い塊

一目見て…欲しいと思った
今までの私は…どちらかというと内気な方で
自分にこんな行動力があるなんて知らなかった

かっこよくて
こんなに優しくて
どんどん好きになっていく
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真人に一目会った時、一目惚れ
今日は真人は仕事が休みだった。高校に行ってるはずだから…学校帰りを張ってた。

偶然を装って、真人に声をかける。友達と約束があるからと断られたけど、ついて行った。友達って言いながら、女と会うんじゃ？待ち合わせ場所に、もうきていたのは２人。２人は付き合ってるのか。遅れて、もう１人きた。眼鏡の地味な子。真人の見る目が違っていることに気づいた。

ご飯を食べ終わったあと、トイレに行ったのをついていき、真人と付き合ってる。邪魔だから帰ってほしいと、言ってしまった。本当に帰っていく…今更、罪悪感を感じて…でも、もう遅いよ。引き返せない

「２人になっちゃったね。これから、どこか行かない？」
「俺も帰るよ」と、１人で帰ってしまった

ねぇ…これが嫉妬？初めて感じる黒い塊
真人…私のことをどう思ってるの？
お願いだから、1回でいいから振り返って…
そしたら、少しは自信がもてるのに…
一度も振り返らずに、立ち去る真人の背中を眺めていた