鬼社長のお気に入り!?
「私は愛理のデザインの才能をもっと伸ばせればいいのにって思ってるんだ。だって、私よりも断然センスいいじゃない、私はあんたのデザインしたもの好きだけどな」


「ありがとう……」


 私のデザインを心から好きと言ってくれる美智は唯一無二の存在だ。


 私のデザインを伸ばす、か――。


 美智の言葉は、私の胸の奥に深く響いた。
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