未来の1/fragment
EP:010 君と同じ境遇





普段通りに授業を受けている最中、黒板を見ながら前方の席に座る学級委員の服部の授業態度を夏海はじっと観察していた。


同時に夏海の後ろ姿を丸林は机に肘をついて見ていた。


黒板にチョークで書いていた担任の西岡が、ふと後ろを振り向いた。



「丸林どうした⁉︎今日は珍しく起きてるんだな」



話しかけられる、はっとなった丸林は教卓に立つ西岡に視線を向けた。



「話聞いてるなら分かるよな、じゃあ…教科書57ページを読んでもらおうかな」



たまたま起きていた事に気付かれた丸林は、西岡を無視して机にうつぶせになり寝始めた。


西岡はやれやれと呆れ、クラスメイトはくすくす笑う。





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