俺様王子とメイドちゃん
「ぷっ、この女おもしれえ。

俺にたんかきりやがった」

 

「え?」


わたしは予想外の反応に戸惑う


 
「俺のこと、最悪な男だって。お前ら聞いたか?」




「ああ、面白い子だね」


「勇気ありすぎっしょー!」


「馬鹿だ・・・」





茶髪の男子はわたしを見て嬉しそうに笑った。


「お前、よく見るとけっこう可愛い顔してんな。

俺、お前のこと気に入ったわ」 





わたしには、悪魔が笑っているように見えた・・・。
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