追憶の彼方に

✩✩出逢


入学式から、何日か過ぎたとき
考えごとして、歩いていたら、
道に迷ってしまい
え~っ、ここどこ?
と、思っていると。

ずばーん!!
と、音が。

その部屋を覗いて見ると
男の子が、弓を引いていた。

弓を放つと一緒に汗が飛び‥‥‥‥
それが、とても綺麗で‥‥‥
「綺麗‥‥‥」
と、口にでると

「だれ?」
と、彼がこちらにきて

二人で、みつめあう形に
お互いに、目をそらすことが
出来ずに、立ち止まっていた。

どのくらいの、時間がたったのか
わからないが‥‥‥
チャイムが、なって

お互いに、意識が戻った。

一華は、
「ごめんなさい、道に迷って。」と

「いや、大丈夫だよ。一年生?」と

「はい。あなたは?」と

「俺も、一年だよ。
待って、一緒に行くから。」
と、言われて一華は待つことにした。
彼とまだ、一緒に居たかったから。

クラスに着く間に、
自己紹介をして友達になった。
波瑠は、
「いつでも、見においで。」
と、言ってくれた。

これが、私と波瑠との出逢いだった。
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