追憶の彼方に

✩✩進む道


あの日から、波瑠と親しくなり
波瑠から、告白され‥‥
私達は、付き合いはじめた。

波瑠のことは、
咲希に直ぐに報告した。
二人で、キャー、キャー、いいながら
毎日が楽しかった。

私は、心から波瑠が好きで
愛していた。
波瑠も、同じ気持ちでいてくれた。

波瑠とはじめての夜に
コンタクトを外すと
波瑠は、
「きれいだ、一華の瞳
その、エメラルドの瞳で見つめられると
意識が持っていかれる。
一華········愛してる。
ずっと、ずっと、一緒にいような。」
と、言いながら大切に優しく
抱いてくれた。

私は大事にされて、
とても幸せだった。


高校三年になり
進路も決まった

波瑠は地元から離れた大学に
進む事になり
私は地元の大学に進む。

私と波瑠は、
遠距離恋愛をすることになった。


でも、私達は愛し合っているし
大丈夫だと、お互いに‥‥
確信していた‥‥‥




でも‥‥‥そんなに‥‥‥‥


‥‥‥‥‥大学生活は‥‥甘くなく


  ‥‥尚且つ·······誘惑も多かった‥‥
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