彼女にもう一度
ココを一生愛するつもりだった。
そう約束した。
彼女も僕を一生愛すると誓ってくれた。


彼女は約束を守った。
だが僕は約束を破った。


ココのことを忘れたくないのに、受験、大学生活、と新しい日常がどんどん押し寄せてきて、ココの思い出は確実に居場所を失っていった。


怜奈という新しい彼女も出来た今、僕は完全に嘘つきとなったわけだ。



永遠の愛などないのだ、きっと。
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