横顔だけじゃ、足りなくて

⇒笑う君




待ち合わせ時間の15時前…


この公園で、千加と那雲の協力があって彗くんと話したんだよね。


学校に来てほしい。

それが伝えたかったから。




『真彩ちゃん!』




後ろから肩を叩かれて振り返る。


コートを着ているせいか、よけいスタイルが良く見えた。


でも、やっぱりカッコよすぎます…!




「バイトお疲れ様」


『ありがと』




そう言って笑った彗くんからは、疲れを隠すようにも見えた。


それも無理ないよね…


わざわざ、バイト終わりに時間作ってくれているんだよね。


ホントはゆっくりしたいはず…




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