O♡L
すぐにあたしに駆けつけてくれて、体を起こしてくれたのは…ぼんやりだけど覚えている。


その課長が…あのとき取り乱していたなんて、まったく気づかなかった。


「…だから、俺に心配かけさせんな」


五十嵐課長は、そっとあたしの額にキスをした。


額とはいえ、課長にキスをされたのは…これが初めて。


「あの…、課長……」


あたしは恥ずかしくなって、布団で顔を覆った。
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