Y U R A 〜その忍、黒き蝶の如し〜
「お前とは、幼い頃からいっしょだ。考えていることくらい、すぐにわかる。それに、もう颯から殺気は感じられないからな」

「さすがは、由羅サマだ。なんでもお見通しってことかっ」


月は、向かい合う2人の姿を明るく照らす。


「…だがな、由羅。俺は、お前たちの関係を認めたわけじゃない」

「ああ、わかっている」

「もし、あいつのことでお前の身になにかあっても、俺は助けには行けねぇからな」
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