淡く儚い恋物語 Ⅱ ~貴方との夢~
「正確にはこの調理室の冷蔵庫だけどな?」
「お菓子でも買ったの?」
「お菓子っちゃあお菓子なんだけどねぇ?」
「あぁ…、俺達は買ってねぇんだよ」
「……もっと分かりやすい日本語話してくれる?」
「……えっと」
「みっちゃんが交戦終わって目ぇ覚ました後、俺達倉庫に戻ったんだよ」
「……で、出る時鍵は閉めた筈なんだけど…
幹部室に大量の贈り物が届いていてね?」
「……それ、危ないじゃない」
「う~ん、そうなんだけど…
“何故か”それが置かれてたのは澪ちゃんのソファーの上だけだったんだ」
「………?」
「誰からか分かんねぇんだけどさ…
その大量の小袋の上に、手紙とメモが置いてあって
『4月にこの贈り物の中身をご確認ください』
って…」
「澪ちゃん宛みたいだったから、こうして一応冷蔵庫に入れて保管してたわけだよ!
食べ物っぽかったし」