淡く儚い恋物語 Ⅱ ~貴方との夢~


サラサラと思ったことをそのまま文字に綴る





「……結構多いな…」




気づいた時には一枚目の紙は全て文字で埋め尽くされていて





俺はこんなにも伝えたいことを貯めていたのだと改めて思った






………


……








全て書き終わり、封筒にノリをつけたときにはもう外は真っ暗で





「…こりゃあシメられるな」







急いで家を出た俺はひとまず碓氷組本家の地下に戻った







……てっきり組員のやつが探し回ってると思っていたのに、組は静かで簡単に元の地下室に戻れた









当たり前だけど、俺が抜け出したときのまんまだから地下室の鍵は開けっ放し






碓氷組がこんなに警備が緩いとはな…なんてことはないはず






きっと







きっと澪の容態が悪いんだろうな…








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