bitter and sweet-主任と主任とそれから、私-

その日の昼休み。



私と香奈子先輩は健康万博の準備の最終確認をしていたので、空いた時間を見つけて近くのカフェでランチを食べていた。



といっても、ランチタイムもあと20分で終わるというかなり遅いランチにも関わらず、2人でハンバーグランチをがっつり食べていた。




「いよいよ明後日から、現地入りね。」




半年間準備してきたプロジェクトが、ようやく形となるので、香奈子先輩の瞳がキラキラして輝いて見える。



一方の私はというと、朝のインターホンの事で頭がいっぱいで、むしろ1日でも早く現地入りして社員寮には帰りたくなくて仕方がなかった。




私の浮かない表情に香奈子先輩が気付き、私はこの3日間に起こったインターホン事件について香奈子先輩に相談することとなった。



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