目なし女の消えない呪い
美月はその日、夢を見た。




薄暗い部屋の中で、一人ぽつりと立っている美月。




美月が今の自分の状況を理解できずに、辺りを見まわしていると、暗闇の中から、不気味な低い声が聞こえてきた。




「暗い……、暗い……、何も見えない。

暗い……、暗い……、何も見えない」




美月がその声が聞こえる方に目をやると、そこには両目の瞳がない女子高生が立っていた。
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