冷酷バカをやっつけろ




「もしかしてお前、

…それで拗ねてたのか?」


「………別に拗ねてません」


「し、嫉妬してくれたのか!?」


「それはありません」


「木下……。」


なんか課長の顔が変だ

いつもより柔らかいというか

ふにゃふにゃというか

だらしない顔面になっていた

ていうかめっちゃコッチ見てるし



「な、なんですか…」


「キスしていいか?」


「はあ!?」


「たまらなくキスしたい。

させてくれ、頼む木下…」


「イヤですイヤです

ちょっと、イヤですってば!」


「散々俺達に迷惑かけたのは誰だ。

結構傷ついたんだぞ。

責任とって俺の傷口癒しやがれ。」


「知りません

辛子塗って悪化してください」


キッと睨みつけるが


「涙目のお前は…ヤバいな…」


効果はなかったようだ






チュッ



「…んっ」


口を少し開けた瞬間

いやらしく舌がねじ込んでくる

逃げる舌を追いかけてくる



「イヤなんだろ…?

もっと拒んでみせろよ…」



拒みたくても

強く抱きしめられていて

課長の力にはかなわなかった




「…ふ…ぁ…」




クチュクチュと音をたて

私は恥ずかしさのあまり涙が出てきた




「止まんねぇからな…」




こんな奴にキスされてるのに


体に力が入らなくなってきた…














「チコにゃんんんん!!!!」







怪物復活


だがナイスだ


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