はじまりはヒミツから―しらを切ったららこうなった―
文化祭
がらがら

先生来た!

席につこー

「今日のLHR は文化祭について話し合うぞ」

「学級委員、前にでろー」

「「はーい」」

「皆さん、なんか候補ありますか?」

「このクラス、秀樹くんも琉くんもいるから、執事喫茶がいいと思いまーす!」

うゎー、かわいそ

あいつ、強制的に表役じゃん

めんどくさそー

そう思って、ぼーとあいつのことをみていると

バチっと目が合い

次の瞬間、小学生がいたずらを
おもいついた時のような笑みをつくった

「じゃあ、俺が執事やったら、女の子達はメイドやってくれる?」

「いいよね?みんな~」

「「「「「うん」」」」」

私以外は、全員頷いた

え!れなちゃ~ん

れなちゃんは後ろを振り向いて

「だって、イケメンが執事やるんでしょ?やばいじゃん!」

そうでした、れなちゃんは

面食いでしたね

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