あなたが教えてくれたから~約束~
桃佳のベッドに並んで座って、ふたりでプリンを食べる。
「ね、桃佳」
「ん?」
「わたしね、彼と親友の裏切りで、人間不信になってた。もう誰も信じられない、って」
「うん」
「でも、桃佳と会えたから、友達って、やっぱりいいなってまた思えるようになったの」
桃佳の顔を見ると視線が合った。
「だから、ありがとね、桃佳」
「わたし何にもしてないよ。汐里ちゃんが自分で乗り越えたんだよ」
桃佳は空になったカップを放り投げると、わたしに抱きついてきた。
「わっ」