あなたが教えてくれたから~約束~
吉原さんはふふっと笑うと、
「汐里ちゃんって、意外と純情なんだね」
「意外、は余計!純情な乙女をからかわないでください」
「ははっ、ごめんごめん。髪、乱れてるよ、ホラ」
そう言うと、吉原さんはわたしの髪の毛を指ですいた。
「長い髪の子は好きだよ。柔らかいほっぺもね」
ほっぺたを指でつつく吉原さん。
また顔が熱くなる。
「子供扱いして!」
恥ずかしくてたまらない。
「18歳はまだ子供でしょ?」
ズキッ…。
子供、だよね……。
吉原さんの一言一言に一喜一憂してしまう。