甘々王子にユウワクされて。
それはさっそく、外に出た瞬間試されることになった。
「あーもうキャプテン! 何てことしてくれたんすかー!」
「ごめんごめん! なんかまずかった?」
「受付でライト配ってるんですよ! 押したら中の係に連絡が入って少し音を出して誘導するっていう仕組みがあったんですよ! それを無駄にしてくれて……!」
「悪ぃなー、」
笑いながら、怒ってくる後輩くんらしき人に謝る木林くん。
典型的な年下系で、ぴょこぴょこ跳ねてる髪の毛がかわいい。
「ていうかキャプテンやばくないですか? 見てくださいこれ……すごい高校内で拡散されてますけど大丈夫ですか?」
そう言って出された携帯をのぞき込む木林くん。
一瞬でその表情が曇る。
「え、何、どうしたんですか?」
わたしも心配になって聞いてしまった。