甘々王子にユウワクされて。


「わかってるわよ冗談じゃん!」



それをきっと睨む坂場さん。


さっきのかわいさからは想像もつかない変化。



なんて恐ろしい生き物なのだろう……女子って言うのは。




「え、なんなの? 俺じゃダメなん?」



その女子の複雑さに、意味不明、というように面倒くさげな声を出す木林くん。



「だめ、じゃないけど……」


堂々といえる理由ではないからか、しどろもどろになる女の子たち。


あぁ、もう面倒だなぁ。


どうにかならないのかな。



精神的に疲れたのか、少し頭痛がして頭に手を当てた途端。


黙っていた近森先生が口を開いた。




「あの……それじゃあ。
 全員平等にくじ引きなんてどうかな?」


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