【続】Am I What Colors?ー現姫の戦いー
「…蓮央、誰か呼んだのか?」
「呼んでねぇけど……。客人なら、もてなしてやらねぇとな」
戦いに備えて立ちあがる、幹部のみんな。
蓮央が目配せをすると、歩と真浩は入口の扉の両脇について備え、諒真さんと圭太はその場で見据える。
戦闘態勢だ。
──ガラガラッ……
倉庫の扉が、開かれる。
現れた人物は、顔はよく見えないけれど、男ということはなんとなくわかった。
そして男が一歩足を踏み入れた、その瞬間。
「おらぁっ!!」
歩が勢い良く殴りかかっていく。
それを合図に、真浩も攻撃を繰り出した。
「うおぁっ!?」
不意を突かれたその男は、ギリギリのところでそれをよける。
そして歩と真浩の腕を掴むと、思い切り捻り上げた。
「くっ……!」
痛みに顔を歪める2人。
「くそ、てめぇ!!」
それを見た諒真さんが、男を殴り付けようとした……そのとき。