【続】Am I What Colors?ー現姫の戦いー
「……何だ、アイツ。何か怒ってる?」
いまだに状況を理解できていない諒真さん。
彼にとって逆ナンは日常茶飯事だから、仕方ないのかもしれないけど……
「ねぇ諒真さん、今のはひどくない?」
腕組みして諒真さんに詰め寄る。
「はぁ?なんだよ、さっきーまで。俺が声かけられるのなんて慣れてるだろ?」
「そうじゃなくて、少しは奈緒の気持ちも考えてよってこと!!奈緒には諒真さんしかいないんだよ!?」
「はぁ…?じゃあ、どうすりゃいいの?」
「声かけられたら、ああいうふうにして」
私が指差したのは。
「ねぇお兄さぁ〜ん♪今暇?」
「見たとこ一人だね?」
「ウチらとビーチバレーしなぁい?」
3人組の女の人に声をかけられている蓮央。
不機嫌そうに無言でアイスコーヒーをすすっている。