【続】Am I What Colors?ー現姫の戦いー
「ねーぇー、聞いてるぅ?」
「遊ぼぉよ?」
女たちが蓮央の腕に絡みつくと、彼は空になったらしいアイスコーヒーのカップをグシャッと握りつぶした。
「触んじゃねえ。彼女いんだよ」
「きゃあ!Sな人好き〜!!」
「ウチらドMなんだよ〜♪」
「ますますカッコイイ♡
彼女なんてほっといてウチらと遊ぼ?」
さらに騒がしくなると、蓮央は深いため息をついて女を睨みつけた。
「…3秒以内に離れねぇとぶっ殺す」
「ひっ…!?」
その声の低さにビビった3人は、そそくさと退散していった。
「ほら、あんな風にするの」
「無理だろ……女の子にそんなひどいことしたらバチが当たる」
「両手足折った事ある人が何言ってるの。ていうか、はやく奈緒のところに行ってあげて!」
「行ってもな…。『もう声かけられてもなびかない』なんて言葉、信じてくれないだろうし」
煮え切らない態度の諒真さんにイライラする。