青空ライン~君が居た青春~


「そりゃ、プロデューサーは波瑠ちゃんがいいよ……すっごく。でも……波瑠ちゃんの笑顔がみれないのは、すっごく辛い……。」


俺はその言葉に、確かにそうだ、と思ってしまった。
……波瑠の笑顔がみれないのは、確かに一番辛いことだと。
あの笑顔にいつも助けられたから。 
 
きっと、波瑠がstar - meicarのプロデューサーじゃなくなったとしても、あの笑顔に助けてもらう日がまた来るだろうと思っている自分がいる。


「確かに、そうだな……。俺は波瑠の背中を押すのに賛成だ……。」


そうして祥也は優斗の意見に賛成する。
俺も、波瑠を楽にさせてやりたい……。


「俺も。」


「俺も、波瑠にゃんの笑顔を選ぶ!」


そして、俺と浩輝もその意見に賛成した。



 
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