青空ライン~君が居た青春~


「ええっ?!ぼ、僕?!」


そう言って一人あわあわ慌てる優斗くん。
誰がいうか決めてなかったんだー。


「そーだよー?優斗くんが計画してくれたじゃん♪」


そう言ってニコニコしている浩輝くん。

優斗くんが計画してくれたんだ……だから、この教室も私好みの部屋だったり、私が好きな食べ物が並んだりしてるんだろうなぁ……。


「でも言い出しっぺは浩輝くんじゃ……?!」


「細かいことは気にしなーい、気にしなーい♪」


「で、でも……う……わかったよ~……。」


優斗くんは浩輝くんにしてもらうことを諦めたようで、大きくため息をつく。
あ、結局やっぱり優斗くんが折れちゃうんだね~……。




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