青空ライン~君が居た青春~

なんとか私はゆーちゃんの後ろをついていき、still kingが練習しているであろう講堂に来た。

講堂の舞台上には、りょーちゃん、當真先輩、彼方くん、柊くんが、四人でダンスを合わせていて、すごく楽しそうに踊っていた。


「おっ、遊佐に波瑠じゃないか☆」


「ゆーちゃん、遅くない。」


「ゆーちゃん、早く荷物下ろして舞台に上がってくれない?はやく合わせたいから。」


「あらぁ~ごめんなさいねぇ、今すぐ行くわぁ。」


そう言ってゆーちゃんは笑顔で舞台に上がった。
……ほんとにいいユニットだよ、still kingは……。


「やっと全員揃いましたね!」


そう言って笑顔になる柊くんをみて、全員が微笑んだ。





< 379 / 701 >

この作品をシェア

pagetop