青空ライン~君が居た青春~


「まぁ、still kingの仕事が多くてっていうのは建前で……本当は、プロデューサーとして海外に行ったり来たりだったからさぁ~。」


「海外?どんなところにいったんだ?」


「んー、アメリカとかフランスとかドイツとか……シンガポールとか中国とかにもいったよね~。」


「波瑠にゃんって英語とか喋れるんだね?!」


「え、浩輝くん、気になるところってそこ……?」


僕は浩輝くんに突っ込みながらも、波瑠ちゃんはなんか、住むところが違うような気がしてくる。


「とはいっても私は高校生のとき、英語は得意だったんだよ?中国語だって喋れるし。ま、中国語とかは高校を卒業してから勉強したけどね。」







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