*°春夏タチバナ*°

ドタバタ文化祭





由くんと夏那ちゃんが再開してから
少しだけギクシャクしたままの私達四季組は




その雰囲気のまま2日後には文化祭という時期になってしまった










私と秋くんは実行委員の準備で
今日から特に忙しくなるから、クラスの準備ができない








だからこそ、

夏那ちゃんと春翔くんのギクシャクが心配…




そんなことを考えながら集まり場所まで秋くんと向かっていると











「俺さ、そもそもなんでふたりがギクシャクしてるかわかんないんだよねー」











と、秋くんが呟いた





私の心を読んだかのように
同じ内容の話に驚いてしまう



と同時に、以心伝心!?とか嬉しくなったり♪











「私も詳しくはわからないけど、由くんと会って夏那ちゃんは申し訳ないって言ったでしょ?
どうもそれが未だに未練あるんじゃないか?
って春翔くんが疑ってるみたいだよ…」





「はー、これまた面倒な展開ですね」





「そうだね…
まぁ表向きは仲直りしたらしいけど
やっぱりお互いにどこかモヤっとしたのが残ったままだからどうしようもないよね…」





「思ってる事言い合えばいいじゃんね
あいつら2人は色々と考えすぎなんだよ」











秋くんのその言葉には深く頷いた





夏那ちゃんも自分の恋愛にはすごく奥手で
ネガティブ思考になるからね…






春翔くんもああ見えて意外と考え込むタイプだから…





結果ギクシャクしたりするんだろうなぁ











「別に夏那が由ってやつと連絡とってるわけじゃないんならいいじゃんって感じ」





「それが……どうも連絡とってるみたいなの…」





「は??!」





「由くんから連絡来るから、返してるって言ってたけど、結構な頻度でしてるみたいだよ」





「うわー、そうきたかぁ
無理だ!俺はこのことに関して何も関わらない
俺が解決できる内容じゃないから」











秋くんはそう言ってケラっと笑った






本当秋くんって、ドライなとこあるよね





そこがいいところの一つだけど…






でも確かに、由くんが絡んでくると
私たちにはどうしようもなくなるもんね…






これは困った…






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