PureLove 真実の愛 (完)
幸せの階段
俺達の結婚が決まって
慌ただしく時が過ぎて行く。


年も明け…あと3ヶ月で
高校も卒業する…。


俺達の結婚式の日にちも
決まった。


4月8日


俺と梨子が出会った日。


俺と梨子は休みの度に準備
に追われていた。


結婚が決まってすぐに俺は
隼人に電話した。


誰よりも先に隼人に
知らせたかったんだ。


俺と梨子がこうして幸せな
日を迎えられるのは隼人の
お陰だから…。


あの時…隼人が俺の背中を
押してくれなかったら…。
今の俺達はなかったと思う。


イタリア時間を考えて俺は
朝の8時過ぎに電話を掛けた。


向こうは夜中の12時位で.
ちょうど隼人が仕事から帰
って来る時間だ。
< 148 / 221 >

この作品をシェア

pagetop