微笑んだ先に咲く花
「何のアイスにする?」
「…レモンのアイスがいい」
恐る恐る空を見ると笑って私を見ていた
「…空は…?」
「俺は、抹茶にするよ」
「…抹茶好きなんだね」
ちょっとだけ期待してた
もしかしたら覚えてるかなって
「はい、レモンな」
「ありがとう」
空いている席に座って2人でアイスを食べた
「美味しいね、空」
ニコッと空を見る
「優子はアイスが好きだか…」
優子…?
空は確かに優子って言った。
優子さん…
気まずそうに様子をうかがっている空に精一杯微笑む
そうすると明らかに目を逸らす
「いや、ごめん」
「別にいいよ、そんな顔しないで?」
ほほ笑みかけるけど空の態度は変わらない