放送部です、お昼休みに番組はじめちゃいました☆
家に帰ってからも稽古していたことを思い出します。

ひとりでいろいろ考えて。

はずかしいけど、言っちゃいます。


お芝居をやるにさきだって、昨夜、わたしは自室の姿見に全身をうつし、ひとりでキスのイメトレをやっていました。

鏡にくちびるをあわせる姿は家族にもナイショです。

無音でやってたのにつぎの瞬間、ガッシャーンって鏡が割れる大きな音とともに破片が部屋のフローリングをすべるように散ってゆきました。

押し倒しちゃった。
わたしなにやってるんだろうってなってるビミョーなタイミングで、ぷくみなこと福田みなみちゃんが夜分、わたしをたずねて家まで来てくれました。

わたしは自室へ彼女をまねき入れて話を聞いてみると。

役を返してほしいというものでした。


もともと、ぷくみなのものだし、わたしにはこの役への執着はなかったし。

ただ、ぷくみなが割れた姿見を見て固まっているのを見て、まさか気づいてないよねって思いました。

ぷくみな、がんばれ。

キスシーン、いいなぁ……本当にはくちびるつけないんだけどね。

わたし、勢いでくっつけちゃうところでした。

ウソはいやなんです、本気で取り組みたいだけ…。

でも、たぶんできなかっただろうなぁって思ったりしてます。
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