ゆりかご
《今から行くね〜(*^_^*)》
家を出てすぐに翔矢にメール…いつものパターンだけど嬉しくて。
これから翔矢に会えると思うと、嬉しくて。
歩いて20分の距離が長いんだか短いんだか……少しのドキドキと、その緊張を和らげるための時間をくれる。
あ…。
「繭!早かったじゃん。」
庭にいる翔矢に気づいた瞬間、翔矢も気づいてくれた……何だか繋がってる感、満載じゃない?
「しゃがみ込んで何してたの?寒くない?」
「草むしり(笑)。繭もやる?」
そう言って笑う翔矢に、いつもあたしは釘付けになってしまうんだ。
「…い、いい。遠慮しとく。」
「ウソだって。家入ろ?」
「……。」
立ち上がり玄関へと向かう翔矢の後をーーー緊張しながらついて行く。
あれ…?なんか、違う……?
庭の草木は、どんよりとした空の下で青々としていたーーー…。
家を出てすぐに翔矢にメール…いつものパターンだけど嬉しくて。
これから翔矢に会えると思うと、嬉しくて。
歩いて20分の距離が長いんだか短いんだか……少しのドキドキと、その緊張を和らげるための時間をくれる。
あ…。
「繭!早かったじゃん。」
庭にいる翔矢に気づいた瞬間、翔矢も気づいてくれた……何だか繋がってる感、満載じゃない?
「しゃがみ込んで何してたの?寒くない?」
「草むしり(笑)。繭もやる?」
そう言って笑う翔矢に、いつもあたしは釘付けになってしまうんだ。
「…い、いい。遠慮しとく。」
「ウソだって。家入ろ?」
「……。」
立ち上がり玄関へと向かう翔矢の後をーーー緊張しながらついて行く。
あれ…?なんか、違う……?
庭の草木は、どんよりとした空の下で青々としていたーーー…。