Another Milk tea.




『雛那ちゃんと過ごしたこの1年は本当に幸せだった』


最近になってよく海斗から聞かされていた言葉。



海斗は雛那チャンを愛していたんだ。


俺たちは20歳だけど海斗はしっかり雛那チャンを愛していた。


その愛はきっと雛那チャンに届いていたはず。



「そろそろ時間だ…」


時計に目を移すと…
海斗の搭乗時刻になっていた。


最低5年。
実際はいつ戻ってこれるか分からない。

けど、海斗。


「5年後、ぜってぇ会いに来いよ」


「あぁ」



今回の留学で海斗は携帯を全て新しくしたから前の連絡先では繋がらない。

新しい連絡先を知っているのは俺等だけ。
雛那チャンには教えなかった。

教えたら雛那チャンの人生を潰す事に、なるからね…



「じゃあ、行ってくる」


「気を付けてな」


俺等に見送られ、海斗の背中はどんどん小さくなる。


頑張れよ、海斗――――






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