Another Milk tea.
月日が流れ――――――。
気がついたら春休み。
久し振りに聞く引越し屋さんの声。
「その段ボールこっち持ってきてぇー」
「それはここ」
あの女の人が出て行ってから結局今日まで誰もあの部屋に入居する事はなかった。
そして今日。
新しい人がきた。
そう、その空き部屋に来たのは…
「はじめまして。
新しく越してきた七生です。
これからよろしく!」
海斗だった。
あの部屋は海斗の事をずっと待っていた?
海斗の為に空いていたんだよね。